ワットアルンの入場料と行き方は?所要時間と見どころや歴史を調査!

チャオプラヤ川のほとりにそびえる白亜の仏塔、ワットアルン。バンコク三大寺院のひとつとして知られ、朝日や夕日に照らされる姿は多くの旅行者を惹きつけます。

「船とBTS、どちらで行くのが正解?」「入場料はいくら?」「服装のルールは厳しい?」

そんな疑問を持つ人は少なくありません。事前情報が曖昧なまま訪れると、現地で服装チェックに引っかかったり、料金の支払い方法で戸惑ったりすることもあります。

今回は、ワットアルンの入場料や船・BTSでの行き方、歴史、所要時間、見どころについて詳しく紹介します。

目次

ワットアルンとは?歴史や特徴を解説

ワットアルンは、チャオプラヤ川西岸に建つ仏教寺院です。正式名称は「ワット・アルン・ラーチャワラーラーム」といいます。

タイ語で「ワット」は寺院、「アルン」は暁(夜明け)を意味します。そのため日本語では「暁の寺」と呼ばれることも多いです。

「暁の寺」と呼ばれる理由

夜明けの光を最初に浴びる場所とされたことが名前の由来です。

早朝や夕暮れ時に訪れると、太陽の光を受けた仏塔が刻々と表情を変える様子を楽しめます。

ラーマ2世・3世が手掛けた歴史

現在の姿の基礎は、ラーマ2世からラーマ3世の時代にかけて築かれました。

中央の大仏塔は19世紀に大規模な増築が行われ、現在の壮大な高さになりました。

長い年月をかけて修復と改修が繰り返され、2017年には大規模な修復工事が完了しています。

バンコク三大寺院の中での位置づけ

ワットアルンは、ワット・プラケオ(エメラルド寺院)、ワット・ポー(涅槃仏寺院)と並ぶバンコク三大寺院のひとつです。

チャオプラヤ川を挟んでワット・ポーの対岸に位置しているため、両方をあわせて訪れる旅行者が多く見られます。

ワットアルンへの行き方を徹底比較

ワットアルンは川の対岸にあるため、船を利用したアクセスが基本になります。移動手段によって時間や料金が異なるため、目的に合った方法を選びましょう。

ターティアン船着場からの渡し船で行く方法

もっとも定番のルートが、ワット・ポー近くの「ターティアン船着場」から出ている渡し船です。

料金は片道5バーツ程度と非常に安く、所要時間もわずか5分ほどです。

ワット・ポーやワット・プラケオを見学した後、そのままワットアルンへ足を延ばす旅行者に向いています。

BTSサパーンタクシン駅からチャオプラヤ・エクスプレスボートで行く方法

市内中心部から直接向かうなら、BTSシーロム線のサパーンタクシン駅が起点になります。

駅から徒歩3分ほどのサトーン船着場から、チャオプラヤ・エクスプレスボートに乗船します。所要時間は約20分です。

ワットアルン船着場に停まるのは青色の旗を掲げた便のみのため、乗船前に旗の色を確認しておくと迷いません。

タクシー・Grabで行く方法

ターティアン船着場までタクシーやGrabで向かい、そこから渡し船に乗り換える方法もあります。

炎天下での移動や、大きな荷物を持っている場合に便利です。ただし渋滞の影響を受けやすく、船移動に比べて所要時間が読みにくい点は覚えておきましょう。

行き方所要時間目安料金目安向いている人
ターティアン船着場から渡し船約5分片道5バーツ前後ワット・ポーと合わせて回る人
サトーン船着場からエクスプレスボート約20分片道30〜60バーツ前後市内中心部から直接向かう人
タクシー・Grab+渡し船渋滞状況によるメーター+渡し船代荷物が多い人・暑さを避けたい人

三つの方法にはそれぞれ違いがあります。すでに三大寺院巡りをしている場合は、ターティアン船着場からの渡し船がもっとも効率的です。

一方、ホテルやショッピングエリアから直接向かうなら、サパーンタクシン駅を起点にしたエクスプレスボートが移動時間を短縮できます。暑さが厳しい時期や小さな子ども連れの場合は、タクシーで船着場まで移動し、渡し船に乗り換える方法が体力面での負担を抑えやすいでしょう。

ワットアルンの営業時間と入場料

続いて、訪問前に必ず確認しておきたい営業時間と入場料について解説します。

開門時間と休館日

ワットアルンは年中無休で、毎日8:00〜18:00まで開門しています。最終入場は17:30頃までが目安です。

日曜日や祝日も通常通り開いているため、旅行日程に組み込みやすい観光地といえます。

入場料金と子供料金

外国人観光客の入場料は一律200バーツです。以前は100バーツでしたが、施設保全などを目的に値上げされました。

子供料金は年齢ではなく身長で判断される点に注意が必要です。身長120センチ未満であれば無料になります。チケット売り場の横に測定器が設置されているため、その場でスタッフが確認します。

区分料金備考
大人(外国人)200バーツ一律料金
子供無料身長120センチ未満が対象
子供(120センチ以上)200バーツ大人と同額

料金は変更される場合があります。訪問前に公式情報で最新の金額を確認しておくと安心です。

支払い方法の注意点

チケット売り場では現金払いが基本です。クレジットカードやQRコード決済に対応していないケースもあるため、少額の現金を用意しておきましょう。

家族連れの場合、チケット窓口が混み合うことも珍しくありません。並ぶ前に子供の身長を確認しておくと、現地での待ち時間を減らせます。

ワットアルンの見どころ5選

ワットアルンの魅力は、遠くから眺める仏塔だけではありません。実際に歩いて見学する順番をイメージしながら紹介します。

大仏塔(プラーン)

高さ約75メートルの中央仏塔は、ワットアルン最大の見どころです。表面には陶器の破片や貝殻をあしらった装飾が施されています。

途中までは階段で上ることができ、川沿いの街並みを見渡せる展望スポットにもなっています。ただし段差が急なため、履き慣れた靴での訪問がおすすめです。

山門を守るヤック(鬼神像)

大仏塔の周囲には、四方を守る小仏塔とともに、山門を守るヤックと呼ばれる鬼神像が立っています。

カラフルな装飾が施された巨大な像は、伝統衣装をレンタルして記念撮影を楽しむ観光客にも人気のスポットです。

本堂とタクシン王のベッドくぐり

本堂内には、祭壇の下をくぐる「タクシン王のベッドくぐり」と呼ばれる厄除け体験があります。

タイの信仰文化に触れられる貴重な体験として、地元の人々からも大切にされています。

陶器の装飾とモザイクアート

仏塔全体を彩る色鮮やかな陶器やモザイクは、近くで見ると細部までこだわり抜かれた装飾であることが分かります。

見学する際は、遠景と近景の両方をじっくり観察してみましょう。

タイ伝統衣装のレンタル体験

境内西側の出口付近には、タイ伝統衣装のレンタル店が並んでいます。

仏塔を背景に伝統衣装で撮影する体験は、近年特に人気を集めています。

服装マナーと参拝時の注意点

ワットアルンは神聖な仏教寺院のため、服装のルールが厳格に定められています。

NGとなる服装

タンクトップやノースリーブ、ミニスカート、ショートパンツなど、肩や膝が露出する服装は入場を断られる可能性があります。

体のラインがはっきり出るタイトなレギンスや、膝が大きく見えるダメージジーンズも避けたほうが無難です。

サロンのレンタルについて

肩や膝を覆う服を忘れてしまった場合も心配はいりません。入り口付近でサロンの貸し出しを行っています。

ただし混雑時は貸し出しに時間がかかることもあるため、あらかじめ配慮した服装で訪れるとスムーズです。

参拝時のマナー

仏塔や本堂の周辺では、大声で騒いだり仏像に不用意に触れたりしないよう注意しましょう。

写真撮影は基本的に可能ですが、本堂内では撮影が制限されているエリアもあるため、案内表示に従ってください。

所要時間とベストな訪問時間帯・夜景

ワットアルンをゆっくり楽しむために、滞在時間と訪問時間帯の目安を押さえておきましょう。

滞在時間の目安

写真を撮りながら境内を一周する場合、滞在時間はおおよそ1〜1.5時間が目安です。

大仏塔の階段を上ったり、伝統衣装のレンタルを体験したりする場合は、さらに30分ほど余裕を見ておくと安心です。

混雑を避けるおすすめ時間帯

開門直後の午前中は比較的人が少なく、柔らかな朝の光の中で写真を撮りやすい時間帯です。

日中は気温が上がりやすいため、暑さ対策をした上での訪問がすすめられます。夕方は仏塔が夕日に照らされる時間帯として人気があり、多くの旅行者が集まります。

ライトアップと夜景の楽しみ方

ワットアルン自体は18時に閉門するため、夜間のライトアップされた姿を境内から見ることはできません。

ライトアップは日没から21〜22時頃まで行われます。対岸のターティアン船着場や、リバーサイドのレストランからの鑑賞がおすすめです。

対岸から見る場合、川面に反射する光とあわせて寺院全体を正面から眺められます。三脚の使用が許可されているレストランのテラス席を予約すれば、より落ち着いた環境で撮影を楽しめます。

効率よく回るモデルコース

限られた時間で観光するために、目的別のモデルコースを紹介します。

半日で三大寺院を巡るコース

午前中にワット・プラケオと王宮を見学し、徒歩圏内のワット・ポーへ移動します。その後、ターティアン船着場から渡し船に乗ってワットアルンへ向かうルートです。

移動距離が短く、午前中の涼しい時間帯を活用できるため、暑さの厳しい季節でも比較的動きやすいコースです。

ワットアルン単体で楽しむ2時間コース

サパーンタクシン駅からエクスプレスボートでワットアルンへ直行し、境内をじっくり見学した後、対岸のレストランで食事をしながらライトアップを鑑賞するコースです。

観光と夜景の両方を楽しみたい人に向いています。

コース所要時間向いている人
三大寺院半日コース約4〜5時間効率よく主要寺院を回りたい人
ワットアルン単体2時間コース約2時間昼と夜、両方の表情を楽しみたい人

三大寺院を巡る場合は移動時間の短縮を優先し、ワットアルン単体で楽しむ場合は夜景まで含めた滞在プランを組むと満足度が高まります。時間に余裕があるかどうかで、選ぶコースを決めるとよいでしょう。

知って得する現地情報

観光地の紹介だけでなく、現地で困らないための実用情報もあわせて確認しておきましょう。

トイレ・両替・Wi-Fi

境内にはトイレが設置されていますが、数はそれほど多くありません。渡し船に乗る前に済ませておくと安心です。

両替は境内周辺のレートがやや不利になりがちなため、市内の両替所や銀行であらかじめ両替を済ませておくことがすすめられます。無料Wi-Fiは境内では基本的に利用できないため、事前にeSIMやポケットWi-Fiを準備しておくと通信面で困りにくくなります。

写真撮影のコツとおすすめスポット

日中は逆光になりやすいため、順光で仏塔を撮影したい場合は午前中の訪問が向いています。

夜景を撮影する場合は、対岸からISO400・F8程度の設定で、シャッタースピードをやや長めにすると水面の反射まで滑らかに写せます。

周辺のカフェ・レストラン

境内近くにはリバービューを楽しめるカフェやレストランが点在しています。

特徴価格帯徒歩時間おすすめのシーン
リバービューレストランやや高め5〜10分記念日・ライトアップ鑑賞
境内近くのカフェ手頃1〜3分観光の合間の休憩
ターティアン周辺の食堂手頃5分前後気軽な食事

ゆったりと食事をしながら夜景を楽しみたいなら、リバービューレストランの予約が確実です。観光の合間に軽く休憩したいだけなら、境内近くのカフェが利用しやすいでしょう。

最後に、旅行タイプ別のおすすめ度を整理します。

タイプおすすめ度理由
初めてのタイ旅行★★★★★三大寺院の中でも象徴的な景観が楽しめる
子連れ★★★★☆階段や暑さへの配慮は必要
写真好き★★★★★昼と夜で異なる表情が撮影できる
短時間観光★★★★☆渡し船を使えば短時間でも訪問しやすい

写真を重視するなら昼と夜の両方を組み込んだプランが向いていますし、時間が限られている場合は渡し船を使った短時間の訪問でも十分に魅力を感じられます。

まとめ

いかがでしたか。この記事では、ワットアルンの入場料や船・BTSでの行き方、歴史、所要時間、見どころについて詳しく紹介しました。

移動手段は、ワット・ポーと合わせて回るならターティアン船着場からの渡し船、市内中心部から直接向かうならサパーンタクシン駅発のエクスプレスボートが便利です。入場料は外国人一律200バーツで、身長120センチ未満の子供は無料になります。

服装は肩と膝を覆うことが基本ルールとなるため、事前に準備しておくと現地での時間を無駄にせずに済みます。日中の観光だけでなく、対岸から眺める夜のライトアップまで楽しめば、ワットアルンの魅力をより深く味わえるはずです。

ぜひ今回紹介したモデルコースや現地情報を参考に、自分に合ったプランでワットアルン観光を満喫してください。

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